管理栄養士さんの美肌講座

ストレスを感じたら摂りたい栄養素!内側からのお肌ケア

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ストレスを感じたら摂りたい栄養素!内側からのお肌ケア

 

春は環境の変化があったり、紫外線が強くなる時期だったりと、色々なストレスを感じやすい時期かもしれませんね。

ストレスは肌にも悪い影響を与えてしまうことがあります。今回はそんなストレスと肌の関係や、食事や栄養のアドバイスについてお伝えしたと思います。

 

ストレスとは?

ストレスとは外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。

外部からの刺激には天候などの環境的要因、睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなどの心理的要因、仕事がうまくいかない等の社会的要因があり、日常の中で起こる様々なことがストレスの原因となります。

そんなストレスは、大きく分けると外的ストレスと内的ストレスの二つに分類することができます。

 

ストレスは肌にどんな影響を与える?

 肌にとっての外的ストレスは紫外線や空気の乾燥、摩擦等の刺激があり、内的ストレスには疲労や睡眠不足、乱れた食生活、不安や悩みなどの精神的ストレスも影響を与えます。

ストレスを受けると以下のような影響がでます。

 

活性酸素による悪影響

ストレスを受けると、体内に活性酸素が発生します。これは紫外線などの外的ストレスでも、精神的な悩みなどの内的ストレスでも同じです。

活性酸素はさまざまな生理機能に関与していて、適量であればよい働きをしてくれますが、大量に発生すると病気や老化の原因となってしまい、肌の老化とも関係しています。

他にも、活性酸素によるダメージをメラニンが引き受けることでシミができてしまったり、活性酸素によってコラーゲンやエラスチンが酸化、変性することで肌のハリやうるおいが失われてシワができやすくなってしまったりします。

 

ホルモンバランスの乱れによる悪影響

ストレスに対応しようとすると、ストレスホルモンや副腎皮質ホルモン、男性ホルモンが分泌され、これによって皮脂の分泌が過剰になります。

過剰な皮脂は毛穴のつまりやニキビ等のトラブルを引き起こす原因となってしまいます。

 

バリア機能、免疫力の低下

ストレスによってターンオーバーが乱れると、肌内部でセラミドなどの保湿成分を十分に作ることができず、保水能力が低くなって肌が乾燥してしまいます。

このセラミドは角質層に存在している細胞間脂質を構成する成分で、角質層は異物や紫外線から肌を守るバリアの役割があります。

セラミドが不足してバリア機能が低下すると、様々な肌トラブルが起こる原因となってしまいます。また、間違ったスキンケアなどの外的ストレスも角質を傷つけたり、細胞間脂質に影響を与えたりしてしまいます。

 

このように、肌とストレスは深く関わっています。きれいな肌を保つためにも、ストレス対策は大切といえるでしょう。

 

ストレスを感じたときに摂りたい栄養素

 ストレスを感じたときに、体内では色々な反応が起こります。そのときに使われたり、必要となったりする栄養素を知っておいて、身体の内側からもストレス対策しましょう。

 

良質なタンパク質

ストレスにさらされると体内の環境を保つために副腎皮質ホルモンなどの分泌が盛んになり、タンパク質の分解を促進します。

タンパク質は肌や髪、爪などの材料となる栄養素でもあり、しっかり摂りたい栄養素です。

<多く含まれる食品>

肉類、魚介類、乳・乳製品、卵、大豆・大豆製品等

 

ビタミンB群・ビタミンC

ストレス時に分泌される各種ホルモンの合成にはビタミンB群、ビタミンCが必要です。また、ストレスによってビタミンCが大量に消費してしまうとも言われます。

ビタミンB群は皮膚や粘膜の健康を保ったり、肌荒れを防いだりするために役立ち、ビタミンCは肌のハリやうるおいを保つコラーゲンを合成する際に不可欠です。

<多く含まれる食品>

 

  • ビタミンB群…豚肉、レバー、うなぎ、かつお、さば、玄米、卵、乳製品など
  • ビタミンC…野菜、果物など

 

抗酸化物質

ストレスを受けるとストレスを緩和させる副腎皮質ホルモンが分泌されますが、その際に一緒に活性酸素も作られてしまいます。

抗酸化物質にはその活性酸素の働きを抑えたり、活性酸素そのものを除去したりする働きがあります。

大量に発生した活性酸素は肌の老化やシミ、シワなどの原因となってしまいます。活性酸素の害から肌を守るためにも、抗酸化物質は重要です。

抗酸化物質には、カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール類などがあります。

<多く含まれる食品>

  • カロテン…緑黄色野菜
  • ビタミンC…野菜、果物など
  • ビタミンE…アーモンド、たらこ、アボカド、抹茶など

 

カルシウム・マグネシウム

ストレスにさらされるとカルシウムとマグネシウムが体外に排出される量が増えます。

美肌との直接の関係は確認できていませんが、どちらも骨など身体をつくるもとになったり、調子を整えたりする大事なミネラルです。

特に日本人はカルシウムが不足しがちと言われますから、十分に摂りたいものですね。

<多く含まれる食品>

  • カルシウム…乳・乳製品、小魚、青菜類など
  • マグネシウム…海藻や大豆、種実類、魚介類など

 

まとめ

ストレスは肌へ悪い影響を与えてしまいますが、私たちは常に様々なストレスにさらされていて、誰にでもあるものです。

また、嬉しいことや楽しいことであってもそれが変化、刺激となってストレスの原因となることもあります。そのため、ストレスと上手に付き合うことが大切になります。

バランスのよい食事や良質の睡眠、適度な運動は健康の基礎になりますし、ストレスがたまったときの自分なりの解消法をつくっておいたり、気持ちが楽になる考え方を心がけたり、できることを気軽に取り入れてみましょう。

ストレスに対抗する栄養素がたっぷり入った料理を、楽しく作って、おいしく食べる!そんなストレス解消法もいいかもしれませんね。

ストレスと上手に付き合うことが、健康はもちろん、美肌にも大切です。

 

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