敏感肌の症状・原因と対策

顔がかゆい!頬がかゆい!カサカサ・チクチク・赤みの原因と対処法

更新日:

顔がかゆい!頬がかゆい!という症状で悩んでいる女性

 

  • 髪の毛が頬にあたるとチクチクしてかゆくなる
  • 前髪がおでこにかかるだけでかゆい
  • 顔がチクチクかゆい
  • 顔がかゆいだけでなく赤みも出る
  • 顔がヒリヒリして赤みがでる
  • 季節の変わり目(特に秋から冬)に顔が乾燥&カサカサしてかゆくなる

 

このような顔、頬、おでこのかゆみでお悩みの方ってとても多いと思います。

身体の中で一番人目に触れる部分が顔。

その顔が肌荒れしてかゆかったり、赤い状態では、外出するのも人に会うのも憂うつになりますよね。

カサカサ、チクチクしたりしているだけで気分も落ち込みます。

そこで、顔の中でも「頬」「おでこ」の部分のかゆみや赤みの原因と対処法をご紹介します。

最初は原因、次に対処法をご紹介していきますが、すぐに対処法をお知りになりたい方は、顔がかゆい時の対処法からお読みください。

なお、顔の中でも、「まぶた」や「目の周り」のかゆみなどでお困りの方は、以下の記事で原因と対処法をご紹介していますので、こちらをお読み下さい。

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顔(頬・おでこ)がかゆくなる5つの原因

顔がかゆくなったり赤くなる原因は主に5つあります。

 

1.乾燥

顔(頬やおでこ)のかゆみ、赤みの原因の1つはお肌の「乾燥」です。

肌が乾燥している「乾燥肌」の状態が、「肌荒れ」の状態です。

単に乾いている乾燥ではなく、「肌荒れ」なんですね。

そして、この肌荒れの症状が、カサカサ、かゆみ、赤みなのです。

では、なぜ「乾燥肌」になってしまうのでしょうか?

 

乾燥肌の原因は、角層(角質層)のバリア機能の低下です。

そして、角層のバリア機能低下の原因は、保湿成分であるセラミドの減少です。

つまり、お肌の保湿成分であるセラミドが減少すると、乾燥肌になってしまうのです。

 

「角層」という言葉が出てきましたが、先ほどの説明を補足するため、また今後も「角層」が関係する話が続きますので、ここでお肌の角層の構造や働きについて詳しくご説明します。

皮膚の表面の層を「表皮」といいます。表皮の厚さは約0.2mmぐらいです。

その表皮もいくつかの層でできているのですが、一番外側にある層を「角層(角質層)」といいます。角層の厚さは0.02mmしかありましません。

しかし、0.02mmしかない角層には、強力なバリア機能と水分保持機能があります。

角層は「角層細胞」と「角層細胞間脂質(おもにセラミド)」でできています。

角層細胞がレンガのように積み重なって層になっていて、その周りを角層細胞間脂質(セラミド)が取り囲んでつないでいる状態になっています。

これがバリア機能と水分保持機能が働いている正常な肌の状態です。

しかし、角層細胞間脂質(セラミド)が減少すると、角層細胞の間に隙間ができてしまい、バリア機能が低下して外からの刺激を防ぐことができなくなり、水分保持機能が低下してしまいます。

これが、角層のバリア機能が低下してしまう仕組みです。

 

それでは次に、角層のバリア機能が低下して乾燥肌になる原因をチェックしましょう。

 

間違ったスキンケア

乾燥肌になる原因の一つは「間違ったスキンケア」です。

「肌をこする」といった物理的な刺激を加えることは、角層を傷つけてしまうのでNGです。

具体的には、次のようなことです。

間違ったスキンケアの具体例

  • コットンやスポンジで拭き取るタイプのクレンジング
  • 洗顔の時に手のひらや指で強くこする
  • 洗顔ブラシなどを使った洗顔
  • 洗顔後にタオルでこするように拭く
  • 洗いすぎ
  • 熱いお湯や冷たい水ですすぐ洗顔
  • 毛穴の角栓除去
  • 間違ったパック
  • 合わない化粧品を使っている

気づかずにやってしまっていることもあるかもしれませんので、注意しましょう。

 

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも乾燥肌、肌荒れの原因になります。

ストレス、睡眠不足、喫煙、栄養バランスの悪い食事など、健康に悪影響を与える要因によって、正常な「角層細胞」が作り出されなくなります。

また、肌表面を保護する役割がある、天然のクリームといわれる「皮脂膜」も正常に作り出されなくなります。

正常な角層細胞が作り出されなくなり、皮脂膜が機能しないと、ターンオーバーが乱れてしまうので、乾燥肌の原因になります。

 

季節や環境の要因

季節やオフィスなどの空調環境による温度や湿度も、乾燥肌、肌荒れの原因になります。

特に、気温の低下や乾いた空気には注意が必要です。

 

2.接触皮膚炎(かぶれ)

接触皮膚炎はいわゆる「かぶれ」です。

原因物質が肌に接触することによって、かゆみや湿疹が生じます。

接触皮膚炎は大きく分類すると2つの種類があります。

接触皮膚炎は2種類

  • 刺激性接触皮膚炎
  • アレルギー性皮膚炎

 

刺激性接触皮膚炎は、原因物質の刺激や毒性がかぶれを引き起こします。

アレルギー性接触皮膚炎は、原因物質に繰り返し触れているうちに、身体がそれをアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)と認識し、かぶれを引き起こします。

いずれも、原因物質は様々です。

すぐに思い浮かぶのは化粧品かと思いますが、それに限らず身の回りのあらゆる物が原因物質になる可能性があります。

顔であれば、次のような物が原因物質になっている可能性があります。

原因物質の可能性があるもの

  • 化粧品
  • シャンプー
  • 洗剤
  • 日焼け止め
  • 塗り薬
  • 髪の毛
  • 整髪料
  • 衣類
  • 花粉
  • ホコリ
  • 食べ物
  • 植物

普段使っていて何も問題がなかった化粧品で急にかぶれてしまったという場合は、乾燥肌で皮膚のバリア機能が低下していたため、化粧品の刺激に耐えられずにかぶれてしまったと考えられます。

「髪の毛が頬にあたってかゆくなる」とか「前髪がおでこにかかってかゆい」というのは、原因物質が髪の毛や整髪料である可能性があります。

アレルギー性接触皮膚炎の場合、アレルゲンとなる物質は人によって異なりますし、これまで大丈夫だったものがある日突然アレルゲンとなるという場合もあります。

また、一つの原因物質が、刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎の両方の原因物質になっていることもあります。

 

接触皮膚炎の場合、かぶれの原因となる物質を特定して、その物質を避けることがとても重要です。

皮膚科で診察を受けてかぶれの原因となる物質を特定し、医師の指示に従いましょう。

 

3.菲薄化(ひはくか)

肌(皮膚)が薄くなる「菲薄化」も顔がかゆくなる原因になります。

菲薄化の主な原因は「加齢」です。加齢によって女性ホルモンが減少するからです。

40代以降は、加齢により真皮層のコラーゲンやエラスチンといった肌の弾力の元が減少します。

それに伴い、新しく表皮細胞が作り出される能力も低下してしまいます。

このように、皮膚の真皮層も表皮層も薄くなることで、皮膚が薄くなってしまうのです。

ただ、年齢に関係なく菲薄化が進んでしまうケースもありあます。

それは先ほどもご紹介した「間違ったスキンケア」が原因です。

菲薄化した肌は乾燥しやすくなり、バリア機能も低下します。

そのため、様々な刺激が肌の深い層に届きやすくなり、かゆみや赤みが出やすくなるのです。

菲薄化は、先ほどご説明した「乾燥」の原因にもなっているということです。

 

4.顔ダニ

顔にダニがいるなんて、考えたくもないですが・・・実は、哺乳類には顔ダニがいると言われており、人間も例外ではありません。

ほとんどの人の顔に200万匹以上いるといわれています。

顔ダニは主に皮脂を食べます。ですから、顔の余分な皮脂を食べてくれて、お肌のバランスを正常に保っているといます。

しかし、顔ダニが異常に増えてしまうと、顔ダニの抜け殻や死骸でアレルギー反応を引き起こして、かゆみが出てきてしまうことがあります

顔ダニが異常に増えてしまう原因は、脂っぽいものの摂りすぎによる皮脂の過剰な分泌や、顔を清潔にしていないことです。

毎日きちんと洗顔して清潔にして、余分な皮脂を残さないことが基本です。

また、顔のかゆみが、顔ダニのアレルギーによるものがどうかは自分で判断することはできません。きちんと皮膚科を受診しましょう。

 

5.顔カビ

顔ダニに続き今度はカビ。イメージ的には目をそむけたくなりますが、悪いものではありません。

顔カビはマラセチア菌という常在菌で、顔ダニ同様誰にでも存在します。

通常は皮脂を脂肪酸に代謝して、肌を弱酸性に保つ働きをするため、肌にとって必要なものです。

しかし、このマセラチア菌が増殖して皮膚が炎症を起こすと、顔がかゆくなったり、赤みが出たり、カサカサにもなります。

これはマセラチア菌の増殖がきっかけとなって起こる「脂漏性皮膚炎」です。

顔でいうと、おでこの髪の生え際、Tゾーン、小鼻、頬などに症状が出ます。

顔カビの症状かなと思ったら皮膚科を受診しましょう。

 

顔(頬・おでこ)がかゆいときの対処法

今かゆくてどうしたらいいか困っている方は、かゆい部分を冷やしましょう。

 

かゆい!時の対処法

かゆい部分は冷やす!

 

冷やすと少しかゆみがおさまります。冷やす方法は、保冷剤などを布などで包んで使うのが良いでしょう。

また、かゆくても絶対に掻いてはいけません。掻く肌に傷がついて治りにくくなったり、跡が残ってしまうこともありますので注意しましょう。

 

では次に、顔(頬・おでこ)がかゆい時の対処法を見ていきましょう。

顔がかゆい時のケアは、「かゆい原因が何か?」によって異なります。

 

原因が「乾燥」「菲薄化」の場合の対処法

原因が「乾燥」の場合の対処法は、「正しいスキンケア」と「健康的な生活習慣」です。

 

正しいスキンケア

間違ったスキンケアは、肌にダメージを与えて、かゆみなどを悪化させる可能性があります。

よって、正しいスキンケアが必要になります。正しいスキンケアのポイントは以下の通りです。

正しいスキンケア

  • 正しい方法でクレンジング
  • 正しい方法で洗顔
  • 洗いすぎない
  • 保湿をしっかりする
  • 刺激の少ない化粧品を使う
  • 新しい化粧品は簡便なパッチテスト(ROAT)をしてから使用する
  • 洗顔は、肌に刺激のない洗顔料をたっぷりと泡立て優しく洗う。ごしごし洗いはNGです!
  • いつもよりもしっかりと保湿をする。
  • メイクは薄めに。ノーメイクで済むならそれがベター。
  • 汗はこまめに拭くか洗い流す。その時もごしごしこするのはNG!

 

健康的な生活習慣

乾燥」のところでも原因としてご紹介した通り、生活習慣の乱れは肌のバリア機能が低下する乾燥肌の原因になります。

ですから、生活習慣の乱れを改善して、規則正しい健康的な生活をすることがとても重要です。

肌トラブルというとスキンケア用品が合う合わないに目がいきがちですが、実はこちらの要因が大きく影響していることも多いです。

規則正しい生活リズムにして、肌の回復に必要な十分な睡眠時間の確保し、栄養バランスの取れた食事を摂り、精神的なストレスも解消しましょう。

 

原因が「接触皮膚炎(かぶれ)」「顔ダニ」「顔カビ」の場合

原因が「接触皮膚炎(かぶれ)」「顔ダニ」「顔カビ」の場合は、まずは皮膚科で診察を受けて、原因をはっきりさせることが大切です。

接触皮膚炎の場合は、かぶれの原因となる物質を特定して、それを使うことを避けなければなりません。

何が原因になっているかわからない場合は、パッチテストなども受ける必要が出てくる場合もありますし、症状に応じた薬が処方されますので、皮膚科を受診するのがベストな選択です。

顔ダニ、顔カビの場合も、自分で判断することはできませんので、皮膚科の受診が必要です。

自分で行う対処法は、先ほどご説明した「原因が乾燥・菲薄化の場合の対処法」と同じで、「正しいスキンケア」と「健康的な生活習慣」です。

 

保湿はヒト型セラミドがおすすめ

顔がかゆい時のスキンケアはどうすればいいのでしょうか?対処法のところでも書いた通り、保湿が重要となりますので、保湿力の高いスキンケアアイテムを使うようにしましょう。

特に、セラミド入りの商品がオススメです。水分だけを入れても、それを肌にとどまらせることができなければ意味がありません。

セラミドは、角質を接着し、潤いを保ちつつ肌のバリア機能を高めてくれますが、年齢、生活習慣、ストレスなどで減少しやすいものです。そのため、外から補ってあげることが必要なのです。

セラミドには、天然セラミド、合成セラミド、植物性セラミド、ヒト型セラミドの4種類があります。

中でも、ヒト型セラミドは、人間にもともと存在するセラミドとほぼ同等の構造をしており、合成セラミドや天然セラミドよりも肌への浸透力が非常に高いといわれています。

乾燥が強い、いくら保湿をしても乾燥する、という方は、ヒト型セラミドが配合されたアイテムを試してみるのもいいかもしれませんね。

私が試した中でおすすめなのが、高浸透のヒト型セラミドが配合されたディセンシアのアヤナスです。

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まとめ

実は私も時々、乾燥からくるかゆみに悩まされるのですが、顔がかゆいと気になって気になって、ほかのことに集中できないこともあるんです。

ワセリンなども使って、保湿をしっかりしているつもりでしたが、以前はセラミドについてあまり関心を持たずに化粧品に気を配っていませんでした。

なので、セラミドが不足していたのかもしれませんね。

今では敏感肌の状態のときは、ヒト型セラミドが入った敏感肌用のスキンケアアイテムを使って、顔がかゆくなるようなことがないように気を付けています。

顔がかゆい時の対処法として「保湿」はとても大事ですし、保湿剤の中でもセラミドの水分保持機能やバリア機能が優れています。

セラミドのパワーを取り入れて顔のかゆみ対策とスキンケアに役立てましょう。

 

参考文献:

接触皮膚炎診療ガイドライン 日皮会誌:119(9),1757―1793,2009(平21)
http://jsdacd.org/html/contact_dermatitis_guideline.pdf

アトピー性皮膚炎―外用療法でどこまで治せるか― 中川秀己 アレルギー 52(12),1101-1103,2003(平15)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/52/12/52_KJ00000817455/_pdf/-char/ja

 

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