敏感肌の症状・原因と対策

敏感肌ってどんな肌の状態のこと?敏感肌の症状・原因・対策方法

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敏感肌ってどんな肌の状態のこと?敏感肌の症状・原因・対策方法

 

「敏感肌」という言葉を見聞きしたことのある方は多いと思いますが、実は、医学用語ではありません。

スキンケア業界で生まれた言葉で、一般的には、通常であれば問題ないはずの肌への刺激(スキンケアや花粉など)に対して、肌が過剰に反応しかゆみや赤み、かぶれを起こしてしまう状態のことを指します。

しかし、今では敏感肌専門のスキンケアブランドがあったり、様々なメーカーから敏感肌に対応した化粧品が出ていることから、敏感肌に悩んでいる人が多くいるのかと思います。

かくいう私も敏感肌で、軽いものではありますが、合わない化粧品や花粉、マスクなどで肌荒れなどの肌トラブルを起こすことがしばしばあります。

そこで、敏感肌とは何か、その症状や原因や対策について紹介します。

 

敏感肌の症状

症状として多いのは、肌のかさつき、ヒリヒリ感、ニキビ、かゆみ、赤みです。これらが、少しの刺激やホルモンバランスの変化によって引き起こされるのが敏感肌です。

一般的には問題ないレベルの刺激に肌が敏感に反応するため、敏感肌と呼ばれるのでしょう。

当サイトでは具体的な症状の例やその対処法をご紹介していますので、「あれ?もしかしたら私もこれかも?」と思う症状がありましたらぜひこちらもご覧ください。

 

敏感肌になる原因

敏感肌の原因は細かく見ていくと無数にあり、「絶対これ!」という断定はなかなか難しいのですが、直接的な原因は、肌の乾燥によるバリア機能の低下です。

バリア機能については後ほど説明しますので、まずはバリア機能を低下させる要因を見ていきましょう。大きく4つに分けられます。

 

1.生活習慣

睡眠や食事など、生活習慣の乱れからバリア機能が低下することがあります。

 

睡眠

人は寝ている間に成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が盛んになります。そのため、寝不足になるとホルモンのバランスが崩れたり、自律神経が乱れます。これにより肌が乾燥し、バリア機能が低下してしまいます。

また、睡眠を促すメラトニンには活性酸素を防ぐ作用があります。

活性酸素は肌を傷つけ、肌荒れの原因になるため、睡眠不足は敏感肌の一因となりえるのです。

 

食事

バランスのとれた食事は、体の内側から免疫力を高めてくれます。しかし、偏った食事などで栄養バランスが良くない状態は肌荒れなどのトラブルの原因になります。

また、コレステロールが高くなると血流が悪くなり、肌の血行も悪化します。血行不良により肌荒れが生じることもあるのです。

腸内環境も免疫機能に影響を与えるため、便秘等、腸内環境が悪いと肌荒れが生じやすくなります。

 

2.心や体の不調

体調や心の状態から敏感肌になる場合もあります。いずれも全く排除するのは難しいため、特徴を知ってうまく付き合っていきましょう。

 

ホルモンバランス

女性は特に生理周期や妊娠・出産に伴うホルモンバランスの変化が激しく、特に女性ホルモンによる肌への影響が多くあります。生理前に肌が荒れやすいのもその例です。

 

ストレス

ストレスがたまると自律神経が乱れ、ホルモンバランスも崩れます。これにより肌が乾燥し、肌のバリア機能が低下します。

しかし、まったくストレスのない生活というのはほぼ無理なので難しいところです。

ストレスを感じないようにするというよりは、溜めずに早く解消するほうが現実的といえるでしょう。

 

アレルギー

ある特定の成分が繰り返し肌に触れることにより、体がその成分をアレルゲンと認識し、かぶれやかゆみを引き起こします。

いつどの成分にアレルギー反応を起こすかは人によって様々で、同じ人でも以前は大丈夫だったのに、ある日突然かぶれるということもあります。

 

3.加齢

これはどうしようもないのですが、加齢による敏感肌もあります。年を取ると、肌が薄くなる「菲薄化(ひはくか)」という現象が起きます。

これにより角質層が薄くなり、乾燥しやすく刺激に弱い肌になってしまうのです。

 

4.外部からの刺激

紫外線や花粉、細菌など外部の環境によって肌が敏感になってしまうこともあります。

また、スキンケアやコスメに刺激の強いものを使ったり、洗顔時に顔をごしごしこすったりして自分で自分の肌を傷つけている場合もあります。

 

敏感肌が治りにくい理由

一度、なってしまうと治りにくいといわれる敏感肌。刺激を減らせば改善するという単純な話ではないようです。なぜでしょうか?

敏感肌ではない健康な肌は、水分・油分のバランスが取れており、肌本来のバリア機能がきちんと働いている状態です。

肌本来のバリア機能には、表皮の一番外側にある角質層が関係しています。角質層は角質がレンガの層のようになっており、角質と角質の間をセラミドなどの保湿成分が接着剤のように満たされ、肌の外壁のようなものを作ります。この外壁によって外からの刺激をブロックするのです。

しかし、先に紹介したような様々な要因で肌が乾燥したり、傷ついたりすると、接着剤の役割をしていた保湿成分が減少してしまいます。外壁に穴が開いたような状態です。すると、その穴から様々な刺激が侵入し、肌の奥にある神経等を刺激してしまうのです。

こうなると、些細な刺激が肌荒れを引き起こすため、起因となった刺激以外にも反応してしまう可能性があり、敏感肌がなかなか治らなくなります。

さらに、肌のターンオーバーの乱れも、敏感肌を治りにくくする理由の1つといえます。

敏感肌になると、肌はバリア機能を回復するためにターンオーバーを早めてしまいます。すると、未熟な細胞が角質まで上がり、また刺激を受けやすい肌になってしまうのです。

敏感肌が敏感肌を作る悪循環といえるでしょう。

 

敏感肌への対処法

なかなか治りにくい敏感肌ですが、症状を軽くしたり、刺激に強い肌に育てることが全くできないかというと、そんなことはありません。

時間はかかるかもしれませんが、少しずつ、改善させていくことはできるのです。

その時にポイントになるのは、肌全体の生まれ変わり。

「保湿」「正しいスキンケア」「生活習慣」の3つの観点から見直しを図りましょう。

 

1.保湿

敏感肌は肌の乾燥によるバリア機能の低下が一番の原因です。そのため、スキンケアでしっかりと保湿をし、バリア機能を高める必要があります。

特に、角質層のバリア機能を高める成分が含まれているものがお勧めですが、強い成分が入っている場合は、それが刺激となってしまう場合もあります。

よって、低刺激で高保湿のスキンケアを使うとよいでしょう。特に、保湿成分であり角質間の接着材の役割もあるセラミドが配合されているものがおすすめです。

中でもヒト型セラミドは、人の肌にあるセラミドと同様の構造を持ち、浸透力が高いといわれています。

エイジンクケアの化粧品に配合されることが多いようですのでチェックしてみてください。

 

2.正しいスキンケア

いくら高保湿だからといって、ほかの成分に刺激の強いものが含まれていては、敏感肌は治りにくいです。刺激の低い、肌に優しい化粧品を使うようにしましょう。

注意したいのは、無添加や植物由来というだけでは低刺激とは限らないということです。

これは私が皮膚科の先生から言われたことなのですが、「無添加でも植物でも刺激の強い場合はある。選ぶときは『低刺激』と書かれているものを選んでください」とのことでした。

実際、無添加・オーガニック・植物由来と肌に優しそうなフレーズが3拍子揃った化粧品で私は肌が荒れました。

その点、敏感肌用のスキンケアは比較的安心して使えるかと思います。

敏感肌の方におすすめの化粧品はこちらでご紹介しています。

敏感肌化粧品おすすめランキング
敏感肌化粧品おすすめランキング【ヒト型セラミドが入っているもの限定】

⇒おすすめランキングをチェックする!   敏感肌の方はいろんな刺激に負けてしまうので、様々なお肌のトラブルでお悩みだと思います。 例えば、化粧品を使うとピリピリするとか赤みがでてしまうとか。 ...

 

また、アイテムに気を使っても、使い方が間違っていては意味がありませんよね。気を付けたいポイントをご紹介します。

 

  • クレンジングや洗顔は素早く
  • 顔をごしごしとこすらない
  • すすぎはしっかりと行う
  • 化粧水や乳液、クリームを付けるときは優しく触れる
  • コットンではなく、手でケアする
  • 洗顔後のタオルは肌に優しいもので清潔にする
  • ファンデーションのパフやアイシャドウチップなど、メイク道具も清潔を保つ

 

肌に優しい化粧品を正しい使い方で使うことで、保湿も意味のあるものになります。

 

3.生活習慣を整える

敏感肌をスキンケアだけで治すのは難しいです。はじめにご紹介した通り、肌荒れにはほかにもたくさんの要因があるからです。

食事や睡眠、ストレスは体全体の免疫機能に影響し、肌も例外ではありません。バランスのとれた食事、十分な睡眠、早めのストレス解消は、敏感肌の方が意識したいところです。

さらに、紫外線にも注意が必要です。紫外線は肌を乾燥させ、バリア機能を低下させます。紫外線によって肌荒れが起こる、紫外線アレルギーというものもあるほどです。

そのため、帽子や日傘、日焼け止めなどを使って、紫外線が肌に触れないように工夫しましょう。ただし、日焼け止めは、刺激の強い成分が入っていることもありますので、注意してください。

「紫外線吸収剤」ではなく、「紫外線散乱剤」が使われている日焼け止めの方が、比較的肌への負担が少ないといわれています。

敏感肌用の日焼け止めもありますので、そういったものも活用するようにしましょう。

 

楽しく肌を育てるつもりでケアをして敏感肌対策を!

敏感肌は一朝一夕には治りません。よくなったと思っても、油断するとすぐに肌が荒れたり、以前は問題なく使えていたはずの化粧品がある日突然使えなくなったりします。

新しく買った化粧品が肌に合わず、悲しい思いをすることもあります。「これだけ避けておけばOK!」というような単一的な正解もありません。

このように書くと気持ちが下向きになってしまいますが、嘆いていても肌はよくなりません。

例えばゲーム感覚で自分の肌に合う化粧品を探す、逆に何が原因かを自分なりに調べる、肌にいいといわれる食材で料理を楽しむ等、負担にならない範囲で乾燥やバリア機能の低下を防ぐケアを日常生活に取り入れるようにしましょう。

ただし、自己判断が過ぎると肌を悪化させることもあります。かぶれや赤み、かゆみがひどかったり、何を使っても肌が荒れるというような場合は、医療機関を受診するようにしてください。

必要に応じて専門家の力を借りながら、楽しく敏感肌からの改善を目指しましょう!

 

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